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2000年7月5日

今日は太陽が出ていい天気

しかし台風の影響で風が強く川平湾より外には出れない。台風3号は何かに吸い寄せられるように沖縄本島に向かっていった。 だれか雨おとこでも???。いた、私の姉ファミリーが6日より慶良間に行く予定だった。 自慢じゃないけどこの一家は沖縄に来ると何かしら台風の影響を受ける台風大好きファミリー。 どうやら持っていってくれたようだ。しかし喜んではいられない。こちらに来て気づいたがフィリピンに熱帯低気圧がいた。 これが台風になったらヤバいんとちゃうの。

1.川平湾奥

好奇心旺盛なくせに怖がりなキイロサンゴハゼ 今日は湾内無制限1本勝負。最大水深5mなのでエアが長持ちするし魚の種類が多いのでマクロには最適。最大の見ものはニシキテグリ。でも見つけられるかどうか。
エントリー直後にでっかいイシガキフグを発見。顔面を撮ろうと前方に回ったら一目散に泳いでいってしまった。フグといえども水の中では追っかけられん。
エダサンゴに近寄り、ニシキテグリを探す。でもなかなか見つからんので目についた黄色いハゼ(キイロサンゴハゼ)を撮ることにした。

フタイロサンゴハゼ。60mmで撮るのはちょっとつらい 前日と同じようにシャッターを切る瞬間に動いてしまうので苦労したがだんだんと撮れるようになってきた。ファインダーを通して見ているとハゼってこんなに表情豊かな魚やったんか。 ダイビングの楽しみがまた一つ増えたな。みんなこうしてマクロにハマっていくんやね。

砂地の巣穴の前で見張るハゼを発見。エビと共生しているようだ。
「あっ、しっぽをふった。あっ、エビが出てきた。またしっぽをふった。エビが出てきた。このパターンやね。」
90分潜り、今日のダイビングは終了。マクロの楽しみがようやくわかった一日でした。

今日の晩御飯は待ちに待ったスミ汁ぢゃ。これが食べたくて公園宿所に泊まっているようなもの。新鮮なイカスミはここまで濃厚な味がするかという最高の料理。当然ながらどんぶりに2杯食べる。 その後、親父さんや園田さん、泊まっているダイバーのみんなと宴会。沖縄の夜はやっぱりこれがいいね。ホテルなんかに泊まったら楽しみが半減してしまう。 沖縄へ行くときはいいおやじのいる民宿を選びましょう。